ジュラシック パーク

こんにちは!

ステップスで土日に

受付スタッフとして存在している田中です!

この度ブログを書かせていただく事になりました〜

突然ですが、皆さんは
ジュラシックパークご存知ですよね?

今年、ジュラシックワールドの新シリーズが
公開されたので知ってる方も多いと思います。


ただ、1993年公開のジュラシックパーク、
つまり1番最初のジュラシックパークの
お話はどうでしょうか?

そもそもジュラシックパークの
伝えたいメッセージとは……?知ってますか?

ということで、
唐突に初代ジュラシックパーク(1993)
について語りますね!

まずこの映画はただの
恐竜パニックムービーじゃないんです。

琥珀の中の蚊から恐竜の血液を採取し、
カエルのDNAと掛け合わせてできた
恐竜もどきを見世物にし、
飼育支配コントロールしようとする人の
愚かさを描いている作品で、
原作・映画全体を通して背景に
「生命倫理や生命の進化・歴史」
「テクノロジーの進歩と過信」
に対する哲学的テーマが存在しています。

そして私が特に推したい
登場人物も紹介します!

マルコム博士(俳優のジェフゴールドブラム)です!
彼はカオス理論の専門家で数学者。

パークの恐竜は自分達で勝手に
繁殖しないようにメスだけ作ってるから
勝手に繁殖しないし管理バッチリ!
と主張するハモンド(パークの創設者)の言葉に

「生命の進化したいという欲求をバカにしてはいけない。
こんな神の真似事をしていては必ず破綻する。」

と警告する人物です。

この彼の警告は見事的中して、
メスしかいないはずの恐竜達は
単体で卵を産むように進化し、
繁殖するようになっていました。

そして恐竜達は島から逃げ出した際の
対応策として、必須アミノ酸であるリシンを
体内で作ることができないように
遺伝子操作されてて、
人間が餌でリシンを与えないと
死亡するようになっているんですが、
ずっと生きているんですね。

それは生きる為に恐竜が
勝手に進化したって事なんです……
エモいですね……

そして私の1番好きなシーン(沢山ありますが割愛)。

有名過ぎるんですが、
Tレックスが近づいてる時に、
コップの水が振動で揺れるシーンです。

スピルバーグの表現力って本当にすごい。

コップしか映してないのに
物凄く怖くて迫力があります。

この監督は視覚聴覚だけじゃなく、
そこにないものを想像する
人間の底力みたいなモノをフルで
使さわせてくる天才です。

エモくて尊いですね……(?)

(ちなみにスピルバーグの自伝映画が
アメリカでは公開されています!
日本公開はまだ未定ですが
是非チェックしてみて下さい!)

初代ジュラシックパークはCGも
沢山使ってあるんですが
部分的なシーンでは
模型を使って撮影してあるので
臨場感が違います。

そちらも是非チェックしてみて下さいね。

長くなりましたが、
最後にジュラシックワールドを
最初に観た時、正直別の映画になってしまったなぁ
と思わざるを得なかった私がいまして……(嘆)

地続きで繋がってはいるんですが、
初代ジュラシックパークのメッセージ性が
あまり生かされてない感じがして。

初代ジュラパを知らない人達にそれが
伝わらないのがとても残念に感じるのです…

なので記念すべき第1回目のブログは
この映画について語らせていただきました!

さぁ皆さん、
初代ジュラシックパークを観てみて下さい!

そして原作者マイケルクライトンの
ジュラシックパークの本も読んでみて下さいね!

※ちなみにジュラシックパーク2、3は観ない方がいいです^^

田中でした〜(*^^*)