ロックダンスの魅力とは

ロックダンスの魅力とは

 

 

ロックダンス(Lock Dance)とは?

ロックダンスは1970年代にアメリカで誕生したストリートダンスの一種です。名前となっている「ロック」とは、「ROCK」ではなく「LOCK(錠)」を意味しています。

激しい動きから一転、突然静止するスタイルが特徴的なダンスです。ほかにも、「ロッキング」や「ロッキン」とも呼ばれています。

 

ロックダンスの誕生

ロックダンスを考案したのは、アメリカ人のドン・キャンベルです。

1969年ドンキャンベルがフレッドステアのタップダンスやソウルダンスのファンキーチキン・ロボットダンス等の影響を受け現行の”キャンベルロック”現行のロッキングの原型を創ったと言われています。

その後、彼は1971年にFred Berry(Mr. Pinguin )、Bill Williams、Leo Williamson(Fluky Luke)と伝説のダンスグループThe Lockers(ザ・ロッカーズ / 元々は “The Campbell Lockers” と名乗っていた)を結成、1972年テレビで活躍していた振付師トニーバジルがザ・ロッカーズを紹介して世界的に有名になる。

メンバー編成でトニーバジル含む3名Greg Pope(Cambellock Jr.” ),Aldolpo Quinones,Toni Basilが入りテレビコマーシャルなどで活躍、メリカの人気TVダンス番組『サタデーナイト・ライブ』や『ソウル・トレイン』で注目を浴び、鍵をかけるように体を静止させたり(Lock)、観衆を指さしたり(Point)、ピエロのような衣装を着、滑稽に振る舞ったりするそのダンススタイルを不動のものとしました。

1995年までにGOGO BROTHERSの父でもあるTony Lewis( Tony Go Go)やJames Higgins (The Original Skeeter Rabbit)、Adolfo Quinones (Shabba doo・映画ブレークダンスのオゾン役)、Charles Washington (Charles Robot )、Damita Jo Freeman、Toni Basil (女性)がメンバーとして入り活躍する

 

ロックダンスの神様 Don Campbell

伝説のLockダンスチーム The Lockers

 

 

日本でのロックダンスの流行

ロックダンスがアメリカでブームを巻き起こした後の1980年代、日本の九州にTONY GOGO氏が在住し始めたのが、日本でロックダンスが広まったきっかけといされています。

TONY GOGO氏はThe Lockersのメンバーも務め、TONY GOGO氏によってロックダンスを直伝されたTOKYO STEPS ARTSの最高顧問も務めたYOSHIBO氏、GAJIRO氏、

坂見誠二氏をはじめとしたBE BOP CREWは日本のロックダンスシーンに多大なる影響を与えました。

全国各地にはBE BOP CREWのメンバーが存在し、現在のロックダンスシーンを牽引しています。

そしてTONY GOGO氏のご子息でもあり、当スクールののロックダンスのインストラクターでもあるREIさんはGOGO BROTHERSとして世界中で活躍中です。

 

 

日本の人気ロックダンスチーム BE BOP CREW

 

世界で活躍するロックダンスチーム GOGO BROTHERS

 

 

ロックダンスは追求しがいのあるジャンル

ロックダンスは、激しい動きやコミカルな動きから突然静止する、独特のスピード感が特徴となっていますが、衣装や表情で表現をすることも魅力のひとつとなっています。カッコいいダンスに加えて、観客を楽しませるエンターテインメント性も持ち合わせているのが魅力です。

このように観客を楽しませてくれるロックダンスですが、ダンサーにとっては追及しがいのあるジャンルでもあります。代表的なロックダンスの動きには、下記のような例があります。ロックダンスを始めるなら、ぜひ習得しておきましょう。

 

 

ロックダンスの代表的な動きをご紹介します

 

・TWIRL(トゥエル)
手首を巻く動作

 

・PACING(ペイシング)
俗称:ノック・ギヤー
アップリズムを基本に手首のスナップでリズムを刻む動作

 

・STOP&GO(ストップ&ゴー)
ストップ・パンチ・ツイストを使ったステップ
アニメから発想した、物を捕って逃げるような動き

 

・SCOOBOT/SCOOBOT HOP
俗称:スクーバー・スクーバージャンプ
足を左右に蹴り込むステップ類
クロスハンド等と同じに使われる

 

・SCOOBYDOO(スクービードゥー)
片方の足でキックし、エンカウントでもう片方の足を上げ着地するステップ。由来はアニメ『スクービー・ドゥー』より。

 

・SKEETER RABBIT(スキーターラビット)
スキーターラビットが得意としたステップ
(スキーターラビット創ったものではない)

 

・POINT(ポイント)
指を指すムーブ

 

・LOCK(ロック)
鍵をかけたたように止るムーブ

 

・FIVE(ファイブ)
俗称:クラップ
相手をたたえて手を叩きあう動きから。自分で叩く動きはSELF FIVE [セルフファイブ]という。

 

・LEO WALK(リオウォーク)
俗称:ロックスティデイー
アップリズムで腰を横に振ったステップ

 

・WHICH A WAY(ウイッチアウェイ)
暴れ馬に乗ったイメージのステップ

 

・KICK WALK (キックウォーク)
俗称:PIMP WALK ピンプウォーク
一歩目で蹴って二歩目で膝を開くステップ。由来はPIMP(ポン引き)の歩き方から。

 

・SNEAK(スニーク)
ブレークダウン系のムーブで手のひらの下から覗き込むような動作が特徴的

 

 

ロックダンスはどこで学べる?

一般的なダンススクールでは、そもそもロックダンスに特化したプログラムが用意されていないこともあるようです。

本格的にロックダンスに打ち込みたいなら、プロの講師が在籍しているダンススタジオで学ぶことをおすすめします。

ダンススクールのTOKYO STEPS ARTSには、幅広いジャンルのダンスを学べる環境が整っています。

ロックダンスを学びたい方は、ご自身のスキルを伸ばすためにもハイレベルなダンススクールへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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ロックダンスは、1970年代に誕生したストリートダンスの一種で、独特のスピード感が特徴的なダンスです。

動きのほかに衣装や表情でも魅せることで、自身のスタイルを確立させることができます。ロックダンスを本格的に学びたいなら、基礎から応用まで学べるダンススクール 東京ステップス・アーツがおすすめです。