キッズ用ダンスシューズを正しく選ぼう!

キッズ用ダンスシューズ,ダンススクールTOKYO STEPS ARTSのコラム写真1

お子さんがダンスをきちんと踊れるようになるためには、キッズ用ダンスシューズを正しく選ぶことがとても重要なポイントとなってきます。

そのための正しい選び方のポイントについてここで詳しくご説明します。

 

1. 大きめのサイズを選ぶとケガのリスクも!ジャストサイズを選ぼう

キッズ用ダンスシューズ選びでもっとも重要なポイントとして挙げられるのは「正しいサイズのものを選ぶこと」です。

キッズ用ダンスシューズのサイズ選びの際にありがちな間違いとして挙げられるのが、「子どもの足はすぐに大きくなるから、少し大きめのサイズを選ぶ」という選び方です。

確かにダンスシューズは安いものではないので、節約のために少し大きめのサイズを買いたいという気持ちが出てしまうこと自体は仕方ないかもしれません。

しかし、ブカブカした大きいダンスシューズは足にしっかりフィットしないため、ステップが踏みづらくなるなどパフォーマンスに悪影響を与えてしまうだけでなく、ケガのリスクを高めてしまうことにもつながります。

だからこそ、お子さんのためを本当に思うのであれば、ジャストサイズのものを選ぶことが大切です。

ジャストサイズのダンスシューを選びでは、「かかとが程よくホールドされていてカポカポしない」「足の指がシューズの中である程度動かせる」といったことを目安にしてください。ジャストサイズのダンスシューズを判断できる自信がない場合は、店員に相談することをおすすめします。

 

 

2. 動きやすさ優先ならローカット 安定感重視・ケガのリスク軽減ならハイカット

ダンス練習する子ども達,ダンススクールTOKYO STEPS ARTSのコラム写真2

キッズ用ダンスシューズのかかとから足首までの長さによって、ローカット・ミッドカット・ハイカットという区別がなされますが、どのカットを選ぶかは、シューズに対して何を最優先で求めるかで異なります。

ローカットのシューズは足首が自由な状態なので動きやすく、シューズ自体も軽いというメリットがありますので、とにかく動きやすさを最優先するならローカットがおすすめです。

これに対してハイカットのシューズは、足首が固定される分ローカットよりも動きにくくなるものの、様々な角度に足首を動かすダンスの動きから足首を守ってくれます。そのため、「安定感を優先したい」「子どもはまだまだ初心者なのでケガのリスクをできるだけ抑えたい」という場合は、ハイカットのほうがおすすめと言えます。

 

 

3. ソールに厚みと安定感があるものを選ぼう

ソールの厚みが足りないキッズ用ダンスシューズは、ダンスの激しい動きによる「足に対する地面からの衝撃」を軽減させることができないため、これもケガのリスクを高めてしまうことにつながりおすすめできません。地面からの衝撃をしっかりと和らげるだけのソールの厚みがあるシューズを選びましょう。

ただし「ソールが厚い分シューズが重すぎる」というような状態では足に負担がかかってしまいますので、ソール素材にも注意をはらうことが必要。エアクッションなど軽めのものがおすすめです。

また、激しい動きをするからこそシューズには安定感も大切。つま先やかかと部分のソールの形状が安定感を出しやすいものになっているかどうかという点も要チェックですよ。

 

 

3つのポイントをクリアできお子さん自身も気に入るダンスシューズを選ぼう

キッズ用ダンスシューズを正しく選ぶためには、ジャストサイズを選ぶこと、適したタイプのカットを見きわめること、ソールの厚みや素材・安定感をチェックすること、といった3つのポイントが重要となります。

そして、忘れてはいけないことがもうひとつ。それは「お子さんが気に入るデザインのシューズである」ということです。いくら機能や安全性がすぐれていても、デザイン面でお子さんが嫌だと感じてしまうとそれだけでメンタル的にマイナスです。

3つのポイントをクリアできているシューズをいくつか探した上でお気に入りのデザインを選んでもらうなど、お子さんも一緒にシューズ選びができるようにするのがおすすめです。