自己採点はダンスの上達に必要?

自己採点はダンスの上達に必要?

ダンスを踊っていると「今のターンは上手くいった!」「このステップは上手く出来なかったな…」と思うことがあるでしょう。

皆さんも、ダンス・レッスンのたびに自己評価をしていると思いますが、

 

今回は

自己採点はダンスの上達に必要?

をお届けします。

 

 

■キッズクラスの子は自己採点が極端

キッズ(3~5歳)の皆は、いつも素直で元気です。
「今日の踊りはどうでしたか?自分では何点でしたか?」と聞くと
・失敗がなければ、ニッコリ「100点」。
・ちょっと失敗しちゃったら、半分の「50点」。
・間違えちゃったところが多いと「0点」。
――キッズクラスの場合は、大体この3種類です。

 

 

■中高生にみられる自己採点の違い

中高生の自己採点は、性格やダンスに対する考えが見え隠れしていて、非常に面白いです。
自己採点が90点とか「いつも完璧!100点」と自信満々の子は、明るくてユニークな子が多いです。ダンスや音楽に対するアンテナが高く、ダンスを純粋に(趣味としても)楽しんでいるタイプが多い気がします。

一方、自己採点が厳しい子は練習量が多い傾向にあり、どちらかというとストイックに練習している印象を受けます。中でも一番自己採点が厳しかった子は、練習量が一番多く、ダンスの上達スピードが早いです。ダンスをスポーツとして捉え、真摯に向き合っている姿を見ていると「学校の勉強も真面目なんだろうな」と想像してしいますね。

 

 

■結局、ダンスは「目的に合せて楽しむもの」ということ

自己採点はあくまでも、自分の主観的な点数です。自己評価がどんなに高くてもダンスは上手になりません。
ダンスが上手くなりたければ、練習を積み重ねていくしかありません。
明るくてユニークな子は、ダンス本来の「リズムに合わせて体を動かす」ということを楽しむ一方、
真面目でストイックな子は、ダンスを「スポーツ」として楽しんでいる傾向が強いという事がわかりました。
ダンスは「楽しんだもの勝ち」です。どんなスタイルでも構わないので、目一杯ダンスを楽しんでエンジョイしましょう。