筋肉から鍛える!ブレない軸足の作り方

筋肉から鍛える!ブレない軸足の作り方

ダンサーにとって重要なのは軸足の使い方!
軸足のしっかりしたダンスは安定感が増し、動作のひとつひとつが美しく見えます。
ところが、ダンサーの中には軸足がブレて安定しないと悩む人が大勢いますよね。
あまり知られていませんが、軸足がブレるのは大腰筋という筋肉の使い方に原因があることが大半です。

今回は、

筋肉を鍛えて軸足がブレなくなる方法

を紹介します。

 

 

●軸足がブレるのは大腰筋が原因?

 

先ほども申しました通り、どうしても軸足がブレるというダンサーは、大腰筋という筋肉が弱くなっているのかもしれません。

 

・大腰筋とは?

大腰筋とは腰の奥にある筋肉で、腰椎から股関節の内側にくっついています。
腸骨筋、小腰筋と合わせて腸腰筋といわれることが多く、背骨と骨盤、下半身をつなぐ筋肉です。
足を上げたり、下半身を支えたりするときに使うインナーマッスルです。

 

 

・大腰筋が弱くなるのはなぜ?

大腰筋が弱まるのは、猫背など姿勢の悪さが主な原因です。
悪い姿勢を続けていると、神経が圧迫されて大腰筋が弱くなってしまいます。
その結果、骨盤が身体を支えきれなくなり、軸足をキープするのが難しくなってくるのです。

 

 

●大腰筋を鍛える方法

大腰筋は腰骨の奥のほうにあるため、プロの施術者でない限り、一度弱った大腰筋の根本的な治療は難しいでしょう。
今回は大腰筋が弱まらないようにするための体操を紹介します。

 

1.直立の姿勢から片脚を上げる

2.上げた足を大きく前方に踏み出す

3.踏み出した膝の角度を90度に保ち後ろの足を伸ばす

4.足を戻し、脚を変えて繰り返します

 

 

この運動を1セット10回(左右5回ずつ)×2回を繰り返してください。
慣れてきたら、踏み出した足の方向に上半身をひねるとより効果的です。

 

大腰筋は軸足をブレさせないという役割以外にも、姿勢が良くなるというメリットも持っています。
ぜひこの運動を取り入れて、鍛えてワンランク上のダンスを身につけてください。