正しい姿勢と重心がブレないダンス

正しい姿勢と重心がブレないダンス

ダイナミックなダンスでも、ゆったりとしたダンスでも、身体の芯がしっかりしていれば「キレイ」「美しい」という印象を与えることができます。

重心がブレないダンスは、スマートであり、アートでさえあると思います。
ワンランク上のダンサーは必ず、体の「軸」がしっかりしています。

 

■体が上に引っ張られることを意識する

身体の軸を意識するには、まず姿勢を正すことから始めましょう。
姿勢を正すには、首をグラグラさせない、胸を出したり引っ込めたり、おなかを締めたり戻したり、おしりをキュッと引き締める――
実際にやってみると、結構むずかしい事が解ります。
背筋を伸ばそうとすると、背中を反らしたり、胸を張ったりしますが、意識し過ぎると体に余計な力が入ってしまい、上だけでなく前後にも引っ張られて、横から見ると弓のような仰け反った姿勢になりますので、気を付けましょう。
背筋を伸ばそうと意識することは大事ですが、もっと大事なことは、あくまでも「まっすぐ上」を意識することです。

 

 

■腰を曲げても軸が真っ直ぐに“見えるようにする”ことが大切

本当にキレイな動きをするダンサーや体幹がしっかりしている方は、たとえ腰を曲げたポージングでも身体が“真っ直ぐに見える”んです。
実際は腰を曲げているので真っ直ぐになっている訳ではありませんが、身体の軸が一直線になっている、中心線がブレていない。
とにかく、どんな格好をしていても身体の軸がブレずに、ピーンと張っているのが解ります。

 

 

■体をまっすぐにするためには、上に引き上げる意識が重要

姿勢を良くしようとするならば、胸やお腹をどうこうする前に「体を上に引き上げるような」イメージを持ちましょう。
引き上げなくしてボディコントロールはありません。
「姿勢を良くすると、引き上げができる」のではなく「まっすぐ引き上げるイメージを持ち、正しく取り組むことで体がまっすぐ(姿勢が良くなる)
になります。体の引き上げができると、姿勢が正しくなり、重心の取り方もわかりやすくなります。

 

 

■ダンスはボディコントロールの上に成り立つ

ボディコントロールは「体を引き上げて、重心を知る」ことから始めます。体を引き上げて、美しい立ちポーズ を身につけた後、立ちポーズから重心を知ることが出来るのが理想です。そして、踊っていくうちに少しずつ重心を知り、より良いボディコントロールが自然と身についていくのではないでしょうか。

 

 

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