子どもさんがダンスを習い始めてから親が応援できること

子どもさんがダンスを習い始めてから親が応援できること

子どもさんを応援したくなるのは、親として当たり前のことです。
しかしダンスに関して素人のお父さん&お母さんが、実際どのようにお子さん応援したら良いのか、迷われているのではないでしょうか。

つい、応援の意味でちょっとだけ“アドバイスみたいなこと”を言っただけで、子どもさんから「パパは先生じゃないんだから、あっち行ってて」「ママ、踊れないんだから言わないで」なんて言われる事もあるかも知れませんね。

 

子どもさんを応援したい親御さんの相談事として「3~5歳の息子がダンスをしていて、本人がやりたがるので応援したいのですが・・・」「子どもがダンスをもっと楽しんでもらう(続けてもらう&上手になってもらう)ために、親がしてあげられることはありますか?」――というのが多いですね。

今回は、

子供さんがダンスを習い始めてから親が応援できること

についてご紹介いたします。

 

 

■レッスン以外の場面で練習する環境を作る

例えば、ダンスレッスンが週1回では、子どもさんもきっと消化不良気味だと思います。
ダンスが上手くなるにはレッスンが一番ですが、そう何度もレッスンに通わせるのは大変です。
もし、1回のレッスン時間を60分として考えてみると、ひと月のダンス時間は60分×4週、たったの4時間ということになります。ダンスが上手くなるには時間が少ないかもしれませんね。
そこで、自習&練習ができる場所や環境があると良いですね。

 

 

■復習が大切ということを学ぶ

ダンスも学校の勉強と一緒で、復習が大切です。
老若男女に関わらず、ダンスの上達に必要なのは反復練習です。コツコツと練習を積み重ねることによって、ステップ・ムーブの精度・クオリティが磨かれていきます。
新しいことはレッスンで習えば良いので、週1のレッスンで習った内容を、次のレッスンまでの6日間でマスターしておきましょう。これは学校の勉強にも同じ事が言えるかもしれませんね。

 

 

■親は子どものマネージャー役に徹する

ダンスを習い始めた子どもさんは、ダンスに関して“ふわふわのスポンジ状態”です。
これからプロのダンサー、インストラクターから良い知識や技術を吸収していくという時に、素人がアレコレと教えてしまうのは得策ではありません。親御さんにお手伝いしてもらいたいのは子どもさんに「今日はどうだった?」「必要な物はあった?」「お友達とダンスして楽しかった?」「ダンスレッスンがある日は早く帰ってきてね」と、いわゆるマネージャー役になって頂きたいと思っています。こうすることで、ダンスを習い始めの子供さんに「自分はダンスを習っている」という意識を根付かせます。そして、次第にレッスンで習った動きを一つひとつできるようにしていくと、ダンスへの興味が段々と増していきます。そして、子供さんはどんどんダンスが楽しくなります。