運動神経が悪くてもダンスが上達するポイントは反復練習・イメトレ・柔軟性の3つ!

運動が苦手、得意じゃない人は、「運動神経が悪い」と言われます。ですが、「運動神経」という神経は存在しません。

世間で言われている「運動神経」とは、「感覚神経」のことを指し、この「感覚神経」は鍛えることができるのです。

ですから、運動ができない、または苦手だ、という人も、しっかりと訓練すればどんなスポーツでもうまくなる可能性があるのです。

 

 

1. 努力なくして成功なし!反復練習で感覚を高める

どのようなダンサーも、練習せずにうまくなる人はいません。スポーツでもいえます。

「練習しなくても出来る」人は所謂「天才」といわれますが、実際のスポーツ選手がそうかというと、誰もが繰り返し練習を重ねて技術を磨いています。

例えばダンスの場合、運動神経が悪いと、振り付けを見ただけでできないと諦めてしまうかもしれません。しかし、それでは意味がないのです。

できないのは最初であって、ひたすら反復練習を続けることで、徐々に体も慣れていくでしょう。最後には、完璧に踊れるようになります。失敗しても構わないので、何度も練習を続けるようにしましょう。

 

 

2. イメージトレーニングで動作のイメージを固める

イメージトレーニングは、運動神経を鍛えるうえで重要な訓練です。

イメージトレーニングはなにも頭のなかで考えているだけではありません。実際にプロがダンスしているところを見るのもおすすめです。

イメージトレーニングがもたらす効果は主に2つあります。
ひとつは、新しい動作を習得するため、もうひとつは、本番で実力発揮するためです。
新しい動作の習得は、ダンスでいえば、新しい振り付けを身につけることです。自分がその振り付けを踊っている場面を、指先一本一本までイメージ化しておけば、いざ体を動かす時でもスムーズに進めます。

本番で実力を発揮するためのイメージトレーニングは、プレッシャーがかかる本番の舞台での活躍に効果的です。ミスしたらどうしようという不安がかかるなかでの演技は相当です。重責に押しつぶされないように、本番前にイメージを固めておきましょう。

 

 

3. 股関節に柔軟性をもたせる

運動をするうえで必要になるのは、筋力に加え、柔軟性です。特に股関節の柔軟性は鍛える必要があります。
例えば、足が速い人は、股関節が柔軟なつくりになっています。股関節が柔らかいと母子球に体重が乗りやすく、地面を正しく蹴るため、スピードが出るのです。

ダンスの場合、軽やかなフットワークが求められますが、これも股関節の柔軟性によるものです。

 

◆ダンスの場合はリズム感も鍛える

ダンスは他のスポーツと異なり音楽に合わせて動くことが多くあります。そのため、適切な拍で適切な動きをしなければなりません。そこで重要になってくるのがリズム感です。

ダンスで使う音楽には、ポップスやブラックミュージックがあります。これら裏拍によってリズムが構成されているため、感覚を掴む訓練が必要です。

その際、もっともわかりやすいのが、メトロノームを使った練習。
メトロノームは自然と表の拍をとるので、それに対して裏拍で手拍子をしてみてください。ただメトロノームを動かしているだけでは味気ないので、ダンスに実際に使う音楽などを合わせて流してみましょう。

また、最近ではリズムゲームアプリもあります。特に子供なら、ゲームで楽しみながらリズム感アップが期待できます。

 

 

・歩きながらでもリズムは鍛えられる

リズム感は歩いている時でも鍛えられます。歩いている時に、「1、2、3、4」とリズムを意識して、そのリズムに合わせて歩調を進めてみましょう。通勤通学でもリズム感が鍛えられる簡単な方法ですので、おすすめですよ。

 

 

◆ダンスを楽しむ気持ちも忘れない

ダンスを本格的にやるとなると、他のスポーツ同様、大変な努力が必要になります。
>ですが、趣味や体を動かすためにやってみたいという分には、運動が苦手だからと心配する必要はありません。楽しむことを目的に始めるのに運動神経なんて考える必要はないです。

思った動きが出来なくても、リズムに合わせられなくても大丈夫、何度も練習しているうちに自然と感覚が鍛えられていきます。