アニメーションダンスを身につける練習方法

アニメーションダンスを身につける練習方法1

「皆がやっていないような変わったダンスを身につけたい」「インパクトのあるダンススキルを学んでダンスを楽しみたい」…そんな方におすすめなのが、ロボットダンスをはじめとしたアニメーションダンスです。

今回は、

アニメーションダンスを身につけるための練習方法5つ

と、

最低限身につけたいアニメーションダンスの基本

をご紹介します。

これからチャレンジしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

練習方法1. 大きな鏡で体の角度や動かし方などをチェックしながら反復練習

アニメーションダンスの練習をするときはできるだけ大きな鏡のある空間で練習しましょう。

ダンスの練習をするときは「踊っている自分の姿」を客観的にチェックできる環境が必要です。自分の頭の中では完ぺきに踊れていても、外から見て踊れているように見えなければ意味はありません。

特に、アニメーションダンスは止まるところと動くところにきっちりと差をつけられるかどうかで見栄えが大きく変わります。何回やっても同じ角度、同じタイミング、同じ体の動かし方ができるように、ひたすら反復練習に励みましょう。

 

 

練習方法2. スマホやビデオカメラで動画を撮影し上手な人のダンスと比較する

スマホやビデオカメラで練習風景の動画を撮っておけば、自分の動きを後から客観的にチェックすることができます。また、録画したダンスを、ダンスの上手な友人や教材、動画サイトの動画などと比べて、どこを改善すればよいのか比較できるのもポイントです。

独学の場合は、自分がテクニックに満足した時点で成長が止まってしまうため、自分よりダンスの上手な人をお手本にして改善していける練習環境をつくりましょう。

 

 

練習方法3. 解説動画を参考にひとつひとつのテクニックを磨き上げる

アニメーションダンスは静と動の緩急が大事なので、激しく動かなくても上達させられるというメリットがあります。ただ、動きをきれいに止め、きれいに動き出すためには、ひとつひとつのテクニックを磨き上げることが必要不可欠。基本のテクニックや未習得のテクニックは、動画サイト等で解説動画を探し、ひとつずつ習得していくようにしましょう。

 

 

練習方法4. テクニックを詳しく学べるDVD教材を利用する

動画サイトではプロも素人も自由に動画をアップロードしていますから、なかには教え方があまりうまくない人、撮影環境があまりよくなく細かい動作がわかりづらい人などもいるでしょう。また、まったくダンス経験がない場合、どの動作から練習すればよいのかわかりませんよね。

そういった場合は、ダンスのテクニックを順番に高画質で学べるDVD教材を購入してみるのもおすすめです。

 

 

練習方法5. 挫折しないためにダンス仲間を探して一緒に練習する

なにか新しいことをはじめて楽しくなってくるのは、ある程度テクニックを覚えてから。最初のうちはできないことだらけで挫折しやすいので、地元や学校のダンスサークル等を探して、ダンス仲間と一緒に練習するというやり方もあります。

 

参考動画1

 

◆最低限身につけておきたいアニメーションダンスの基本

練習を始めるにあたって、アニメーションダンスの基本や、それを体に覚え込ませるコツについても押さえておきましょう。

 

・基本姿勢は脱力しつつもバランスよく立つこと

アニメーションダンスの基本姿勢は、脱力してバランスよく立つこと。背筋を伸ばし、前後左右にふらふらせず立つのは意外と難しいものです。足は肩幅、思い切り肩をすくめてから力を抜き、頭のてっぺんを天井から糸でつるされているようなイメージでまっすぐ立つ練習をしましょう。

基本姿勢がぶれていると、その後の動作もすべてぶれてしまいます。前後左右にゆがみのない自分の立ち姿を鏡や写真等で記録し、腕や足、顎の向きなどを覚えて毎回同じ基本姿勢を取れるようになるのが理想です。

 

・体の一部だけを分離するアイソレーション

胸だけ、上半身だけ、肩から先だけなど、アニメーションダンスでは体の一部だけを分離(アイソレーション)する振り付けがたくさんあります。下半身を固定して上半身だけを動かす、右手の先から左手の先へ動きをつなげていくなど、アイソレーションがうまくできないとポーズは決まりません。

慣れや反復練習で培われる部分が大きいので、暇を見つけてはアイソレーションの練習をするようにしましょう。

 

・体を波打たせるような動きをするウェーブ

体を波打たせるように動かすウェーブも、アニメーションダンスの基本動作。こちらも慣れていないとスムーズに動くことができません。動画を見ながら練習するのが、動きを体に覚えさせるためのポイントです。

 

・止めるところでしっかり止めることが大事なストップ

アニメーションダンスでは、止めるところでしっかり止めるのが重要になります。アイソレーション、ウェーブなどをある程度習得してきたら、メトロノーム等を使って好きなタイミングで動作をぴたっと止められるように練習しましょう。また、止まった状態からスムーズに動き出す練習も必要です。

動作をきれいに止めるのは、けっして簡単なことではありません。練習中は動画を撮り、余計に動いてしまう場所を見つけてはひとつずつ改善していきましょう。

 

参考動画2

 

◆よりアニメーションダンスを極めたいならダンススクールがおすすめ

アニメーションダンスには独特な動きが多くあり、ストップの出来などはなかなか自分では気づけません。ですが、別ジャンルでもダンスの基礎を身につけておけば、振り付けの習得速度や上達にも影響が出てきます。

そのため、最終的にダンサーを目指している、上手なアニメーションダンスを身につけたい方は、ダンススクールで講師や仲間と一緒に学んでみることもおすすめです。