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発祥は1920年代!スクールを選ぶ前に知っておきたい7つのジャズダンスの種類と特徴を解説
2018.11.20
発祥は1920年代!スクールを選ぶ前に知っておきたい7つのジャズダンスの種類と特徴を解説1

発祥は1920年代!スクールを選ぶ前に知っておきたい7つのジャズダンスの種類と特徴を解説1

ダンスには「バレエ」や「HIPHOP」など、たくさんの種類があります。なかでも現代のダンスの定番となっているのが「ジャズダンス」。しかし、ひとえにジャズダンスといっても、実は多くのジャンルがあります。今回は、この奥深いジャズダンスの世界を覗いてみます。

 

ジャズダンスの発祥は1920年代のアメリカ・ニューオーリンズ

ジャズダンスの起源は1920年代のアメリカ、ニューオーリンズ。演奏されるジャズミュージックに合わせて黒人ダンサーたち踊っていたものをジャズダンスと呼んだことがはじまりといわれています。

 

 

ジャズダンスは多くの振付師によってダンスの基礎になっていく

ジャズダンスのスタイルの原型は、アメリカの黒人のルーツであるアフリカの伝統舞踊という説が一般的です。しかし、ジャック・コールやボブ・フォッシーに代表される多くのコレオグラファー(振付師)の手により、ショーダンスやミュージカルとして演じられていった結果、現在ではヨーロッパ由来のバレエがジャズダンスの基礎となっています。

 

現在、遊園地のパレード、華やかなミュージカル、人気アーティストやアイドルの振付まで、ジャズダンスはエンターテインメントの幅広い分野で用いられています。私たちがメディアを通して見るダンスのほとんどはジャズダンスといっても過言ではありません。

 

ジャズダンスはエンターテインメントとして演じられていくなかで、多様な文化が融合し、多様なジャンルを持つに至ったのです。

 

7つのジャズダンスの特徴とその魅力

 

それでは、ジャズダンスにはどのようなジャンルがあるのでしょうか。代表的な7つのジャンルの特徴と魅力について見ていきます。ただし、前述したとおり、講師やスクールによって、同じジャンルでも微妙にニュアンスが異なっていることが多く、一見すると違いがよくわからないジャンルもあります。ジャズダンスはそれほど表現の幅が広大なのです。ジャンルは、あくまでも参考程度に留めて考えておくのがおすすめです。

 

アップテンポからスローテンポまで様々な楽曲に合わせる「ジャズ」

身体の軸と緊張を意識しながら踊るバレエが基礎となっているダンススタイルです。他のジャンルと比較すると、型にとらわれることなく自由に踊ることができ、アップテンポな曲からスローテンポな曲まで様々な楽曲に合わせた幅広い表現を楽しめることが特徴です。

 

ヒップホップのリズムやスピードを取り込んだ「HIPHOPジャズ」

ヒップホップダンスのリズムやスピードといった要素を取り入れたジャズダンスのスタイル。HIPHOPはジャズダンスの基礎であるバレエとは異なり、身体をリラックスさせて踊るため、正反対の要素が同居しています。いま主流のジャズダンスのひとつです。

 

難易度高め!「R&Bジャズ」

黒人文化発祥の音楽であるR&Bに合わせて踊るジャズダンス。黒人のグルーヴ感を大切にしており、音を感じながら音を身体で表現していくイメージです。ジャズダンスのなかでも踊りの難易度は高めです。

 

 

キレのあるファンキーな動きを重視する「ジャズファンク」

動きにキレがあるファンキーな振付をいかに美しく踊るかを重視するのがジャズファンクです。イメージとしては歌って踊れる歌手といえます。こちらもジャズダンスをベースにHIPHOPの要素を取り入れたものですが、明確な定義がありません。

 

 

発祥は1920年代!スクールを選ぶ前に知っておきたい7つのジャズダンスの種類と特徴を解説2

発祥は1920年代!スクールを選ぶ前に知っておきたい7つのジャズダンスの種類と特徴を解説2

 

 

ジャズダンスにストリートの要素を取り入れた「ストリートジャズ」

ジャズダンスをベースにストリートの要素を取り入れたスタイル。ジャズ特有のしなやかな身体の動きとストリートのリズム感によって、表現の幅が大きく広がります。ジャズHIPHOPやR&Bジャズをまとめてストリートジャズということもあり、こちらも定義はあいまいです。バックダンサーの振付によく用いられています。

 

 

ダンス用のヒールを履き女性らしさを前面にだす「ヒールジャズ」

ダンス用のヒールを履いて身体のラインを強調した踊りをします。女性らしさを強調したり、ウォーキングしたりと特徴的な動きもあります。ジャズダンスのルーツにタップダンスがあり、その系譜に連なるものともいえます。

 

 

スローな曲に合わせて身体の柔軟性を表現する「スロージャズ」

スローテンポの曲に合わせて踊るジャズダンス。スローテンポなので身体の柔軟性や表現力が必要とされることもあり難易度は高めです。バレエの要素が色濃く出ており、上手く踊るためにはバレエの基礎の習得が重要になります。

 

 

ジャズダンスを覚えれば表現の幅が広がる

ジャズダンスのルーツと代表的なジャンルをご紹介しました。ジャズダンスはエンターテインメントの様々な分野で用いられていることからもわかるように、たくさんのジャンルと表現の方法があります。講師によって解釈の違いはあるものの、バレエが基礎となっているので、ダンスに重要な身体の軸を手に入れることができますし、表現の幅を大きく広げられます。ジャズダンスを学んだあとの進路も多様です。自分に合った表現を見つけることもできるでしょう。この魅力的なジャズダンスの世界に、一歩踏み込んでみてはいかがですか?